ネット企業と小売り業の連携加速!楽天、ウォルマートと戦略提携を発表。「楽天西友ネットスーパー」発足へ

日米で互いに大きな旨み!楽天とウォルマート、戦略的提携を発表

楽天株式会社(以下、楽天)と、ウォルマート・ストアーズ・インク(以下、ウォルマート社)は、本日1月26日、電子商取引分野で提携することを発表しました。両社の強みを活かしたユーザーへのリーチ拡大およびサービス向上を目的とした、日本と米国における戦略的提携となります。

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〇楽天 プレスリリース:楽天とウォルマート、戦略的提携を発表

本提携における具体的施策は以下のとおり。

ウォルマートは子会社としてスーパーの西友を保持しており、提携を受け「楽天西友ネットスーパー」を楽天と西友で協働運営していくための新会社を設立します。サービスインは18年7月以降の見込み。提携以前からも、西友ではネットスーパーを運営していますが、新会社設立後はネットスーパー専用の配送センターを設けることで、配送量を拡大する計画です。質と低価格にこだわった西友の強みと、楽天によるECノウハウを併せることでユーザー利便性を向上するとし、「楽天市場」の商品をネットスーパーで取り扱うことも検討。これらにより競合するネットスーパーとの差異化を図っていくとしています。

もう一つが、米国での電子書籍事業の強化です。

米国での電子書籍事業を強化!“アマゾン・エフェクト” への有力対抗馬になるか

楽天グループのRakuten Kobo Inc.(以下、Kobo社)とウォルマート社は、米国における「楽天Kobo」の量販店としてウォルマート社が独占販売を行うことに合意しました。これにより、年内に「楽天Kobo」が取り扱う数万の出版社および数十万の著者による電子書籍やオーディオブック約600万作品を「Walmart.com」の顧客への提供が可能に。さらに、4,000を超える実店舗ではデジタルブックカードの販売もスタート、小売りだけでなく書籍販売業でも両社の強みを発揮しあうこととなりました。

米国で深刻な “アマゾン・エフェクト” に対抗するため、ウォルマートではグーグルと連携して米国内でのネットスーパー事業を強化してきました。日本においてもECが成熟し、日用品や生鮮品をもネットで購入する消費スタイルが誕生。楽天にとっては巨人・アマゾンに対抗していく意味でも、実績のある西友と組む意義は大きいです。

ウォルマート・ストアーズ・インクについて
ウォルマート・ストアーズ・インクは、世界中のお客様に店舗やオンライン、モバイル機器の活用を通して、いつでもどこでも低価格で価値あるお買い物の機会を提供し、より豊かな生活の実現に寄与することを目指しています。オムニ・チャネルを活用した小売企業として認知されつつある中で、2018年2月1日には、社名を「ウォルマート・インク」に変更します。ウォルマートは現在、世界28ヵ国における59の屋号での11,600以上の小売店舗ならびに11ヵ国におけるEコマースサイトを運営しており、毎週延べ2億6千万人以上のお客様が利用しています。2017年度には約4,859 億ドルの売上高を記録し、全世界で約230万人のアソシエイトを雇用しています。さらに、サステナビリティや、社会的慈善事業、雇用機会の提供といった分野でもリーダーとしての地位を確立しています。(出典:楽天 プレスリリース