三井不動産「東京ミッドタウン日比谷」、電通らと組んで『オープンイノベーション・プログラム』を計画

三井不動産の「東京ミッドタウン日比谷」、電通らと組んで大手とベンチャーを結ぶ活動も推進

三井不動産が進める日比谷エリアの再開発「東京ミッドタウン日比谷」は、日比谷エリアの『国際ビジネス/芸術文化都心の街づくり』の中核を担うプロジェクトとして、新産業創出の支援や、日比谷公園をはじめとする周辺の劇場・映画館と連携した芸術文化発信の実現を目指すもの。

画像出典:東京ミッドタウン日比谷Webサイト
画像出典:東京ミッドタウン日比谷Webサイト

国際ビジネスの街づくりという点では、「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」の名称を「BASE Q」に決定し、新たな価値の創出と社会課題の解決を目指す人々が集う交流拠点として、2018年4月から運用がスタートします。また、2018年6月からは、三井不動産と株式会社電通、EY Japanの3社が連携のうえ、大手企業に対してベンチャー企業等と連携したビジネス創出活動を伴走型で支援する「(仮称)オープンイノベーションプログラム」を提供する予定とのことです。

さらに芸術文化都心の街づくりでは、日比谷から世界へ発信する観劇の祭典「Hibiya Festival」を2018年4月26日から2018年5月20日まで開催することを決定しています。より芸術文化・エンターテインメントを身近なものに感じていただくため、「東京ミッドタウン日比谷」を中心としながら、日比谷エリアの様々な企業や施設などが連携してこのエリアが一体となるような祭典となります。上質な観劇体験を提供し、「観劇の街 日比谷」の魅力を発信していきます。また開催初日はどなたでも観覧できる屋外の会場で、演出家・宮本亜門氏プロデュースによるオリジナルショーが行われオープニングを盛り上げます。もとより、「ミッドタウン」のブランドを冠する建物は三井不動産にとって2軒目。

街づくりは、コミュニティづくり。機能的な仕組みづくりを反映

「東京ミッドタウン」ブランドは、三井不動産が総合力を結集して開発する都心型大規模複合開発(=ミクストユースの街づくり)のブランド名称です。街の個性を活かしながら、“経年優化”の街づくりの実践を目指すとしています。歳月を経るごとに劣化ではなく価値を増していくという考え方は、日比谷エリアの歴史的価値や歩みと即しています。日比谷には、劇場や映画館など上質な芸術文化や日比谷公園の豊かな緑があり、それらと「東京ミッドタウン日比谷」が提供する芸術文化の発信機能、新産業を創出する仕組みなどを掛け合わせることにより、他に類を見ない日比谷ならではの体験や価値を生み出し、提供することが可能になります。

そういった試みのなかで、企業内起業家とスタートアップとのマッチングが生まれる拠点という位置づけを図り、実際に大企業の資金や販路、社会的信用と、スタートアップが持つ斬新な事業アイデアを組み合わせて新ビジネスを創出する「オープンイノベーション」に期待したいところです。