ランサーズが登録フリーランスに100万円までの融資サービスをスタート!

フリーランス向け融資「フリーランスレンディング」をランサーズとクレジットエンジンが開始

今週は偶然にもフリーランス関連のニュースが続きますが、クラウドソーシングのランサーズ株式会社(以下、ランサーズ)は、株式会社クレジットエンジン(以下、クレジットエンジン)と業務提携し、フリーランス・個人事業主を対象としたオンライン融資サービス「フリーランスレンディング」を開始します。これは、フリーランスの資金調達を支援する事業で、フリーランサーが事業拡大や自己投資のために資金が必要な際、個人の仕事実績などをもとにした「タレントスコア」をベースとして、スピーディにオンラインで借り入れができるものです。

画像出典:ランサーズ プレスリリース
画像出典:ランサーズ プレスリリース

このサービスを開始するに至った背景として、2017年12月に同社が行ったランサーズのユーザーを対象とした、フリーランスの働き方に関する悩みについて調査した結果に基づいています。「フリーランスが抱える悩みランキング」の1位は「お金」、2位は「社会保障」に関する悩みという結果となり、いずれも会社員と対局にある存在であるが故のもの。もっとも多い回答は、収入が安定しないことや事業資金の調達、仕事のスキル獲得・向上のための資金不足など「お金」に関するもので、半数を超える55%に該当しています。フリーランスの場合、定期的確実な固定収入を計上するのが難しいことから事業上必要な融資を受けづらく、せっかく大きな仕事の機会があったとしても事業の拡大のために投資をするなどが困難です。

 

対象は「ランサーズ」で仕事実績のあるフリーランス。獲得報酬額も審査に影響

ランサーズが今回導入するサービスでは、事業拡大や自己投資のためにまとまった資金を必要とするフリーランサーの金融ニーズに応える融資を実行していきます。このサービスの提供および運営は、事業貸付を行うために必要な貸金業の登録をしているクレジットエンジンが行います。また、融資の可否・金額の決定につきましても、通常の信用情報のほか、ランサーズにおける仕事の報酬額の実績などをもとにクレジットエンジンが与信情報を生成し、審査するとしています。なお、対象となるフリーランサーは、クラウドソーシング 「Lancers」 での報酬額の実績などをもとに審査を行うため、原則ランサーズ会員であることが求められます。融資額は最大で100万円。金利は融資残高が100万円未満の場合で年13~18%、100万円の場合は8~15%。

フリーランサーは病気療養をすればその分当然収入はなくなり、有給休暇などももちろんありません。万が一長期入院などを余儀なくされれば、その後回復したとしてもすぐに仕事を得ることができない場合、当面の間の「つなぎ」資金が必要となります。短いその期間をなんとか乗り切ることができれば、また順調に仕事を獲得していくこともできるはずなので、こうした融資サービスはフリーランサーにとってはありがたい限り。かつ、自社サービスでの仕事実績が審査対象になるわけなので、優秀なフリーランサーを囲いこむことにもつながるはずです。