シリコンバレーに三菱商事や富士フイルムら、異業種連合で有望ビジネスの発掘拠点を共同開設

三菱商事を筆頭に異業種連合「M-ラボ」設立。シリコンバレーでビジネスの発掘

日本企業が単独で米シリコンバレーに事務所を設けるのは珍しくもなくなりましたが、なんと日本を代表する大手企業が手を組んで、かの地に新しいビジネスを発掘する拠点を開設するというニュースが日本経済新聞で報じられました。

三菱商事、富士フイルム、東京海上ホールディングス、三菱電機、キリンホールディングス、旭化成などおよそ10社から人材を輩出、その名も『 M―ラボ』 。有望なベンチャー企業や技術を現地で探し、デジタル技術の急速な発展で業界の垣根を越えた新ビジネスが生まれていることに着目し、異業種で手を組むこととなったそう。三菱商事においては現地支店に勤務する全17人がメンバーとなりますが、他の企業は1名ずつの輩出となります。同誌によると有望なビジネスモデルや技術の事業化も見込まれているようです。

新ビジネスの種を探すだけではなく、日本にビジネスモデルや技術を持ち込み実際の事業化を後押しする。金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックや自動運転、製造現場の効率化、先端素材などを対象にする。(出典:日本経済新聞

既に昨年、三菱商事は元駐日米大使のジョン・ルース氏らと共にシリコンバレーのIT関連ベンチャーを対象としたファンドを設立しています。ジオデシック・キャピタルでは設立当時で3億3500万ドルを調達していて、三菱商事にとっては今回の新ベンチャー、新ビジネスの発掘でシームレスに出資までできる体制を整備したと言えます。ITおよびデジタルの業界では人材養成と共に、技術やビジネスモデルを日本へ持ち込むべくアクションを執る企業が増えています。

 

異業種コラボで 「勝てる」 日本企業連合が花開くか

異業種コラボでは昨年、三越伊勢丹ホールディングス、JTB、日本通運の三社がデジタルマーケティングをアジア向けに行う合弁会社 「ファン ジャパン コミュニケーションズ」 を発足しています。日本通運が先駆けて開設していたWebメディア 「Fun Japan!」 はアジア地域に日本を紹介するサイトとしては最大級規模。保有するデータベースをもとに一気通貫のデジタルマーケティングを行うことを目的としています。ちなみに先日社長交代が報じられた三越伊勢丹では、4月1日付けで就任する新社長の杉江 俊彦氏は大西社長が敷いた「百貨店以外の新規事業の立ち上げ」とは異なり、企業体力に見合う集中と選択を行うとしています。「ファン ジャパン コミュニケーションズ」 への同社の出資は10%と低めですが、今後これらの事業へどう向き合っていくかも注目です。

画像出典:NRMA New Cars
画像出典:NRMA New Cars

独自にシリコンバレーに 「トヨタ・リサーチ・インスティトュート」 を昨年設立しているトヨタでは、AI主体の先端技術の研究開発と商品企画を現地で推進しています。5年間で約10億ドルを投資、社員も200名ほどと力の入れ方が際立ちました。拠点自体は単独開設ですが、ことデジタル技術に関しては異業種との提携を強めています。今週はじめには、同社とNTTが正式にコネクティッドカー分野での提携を発表しました。傘下のNTTドコモ、NTTデータ、NTTコミュニケーションズも参画し、5G通信やビッグデータ解析、AI技術の活用を推進していくとしています。

デジタル化は異業種との協業をも加速化している傾向です。

 

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