株式会社ウィンスリー 黒瀬 雄一郎(3)「できる人材はここが違う!」

広告・デジタルマーケティング業界にJ1レベルのプロフェッショナル人材を紹介する人材紹介会社、株式会社ウィンスリー。前回のインタビューでは、デジタルマーケティング業界でウィンスリーが目指すこと、ウィンスリー独自の考え方についてインタビューを行いました。
今回は、多くの転職希望者を見てきた黒瀬雄一郎氏に、“できる人材”について聞きました。
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株式会社ウィンスリー 代表取締役 黒瀬 雄一郎
 

(3)できる人材はここが違う!
◼ウィンスリーが考えるJ1レベルの人材というのはどういう人でしょう。
黒瀬:キャリアというものは、過去、現在、未来の3つの柱で考えることができます。過去=経験、現在=スキルということですね。優秀な人たちは経歴もすごく、経験、スキルがしっかりとあるというのは、ある意味、当たり前なんです。その上で今後どうしていきたいか?という未来に対する希望をもっていることが重要になります。
ハイレベルの転職希望者が対象というと、ちょっと嫌な感じに聞こえるかもしれませんが、やっぱりそういった将来に対する希望を持って、日本のGDPをあげるような仕事ができる人材に会いたいですね。
ただ、経験やスキルはあっても、自分の本当の向き不向きや希望をきちんと理解できていない人も多いので、そういった人材にいろいろな情報をインプットしてあげることで、才能を開花させる手伝いができるとうれしいです。

◼転職希望者を多く見てきた黒瀬さんから見て、“できる人材”というのはどういう人ですか?
黒瀬:できる人材は、「自分が何をしたいのか」という未来のビジョンを自分の言葉で語れる人が多いです。ただ、もったいない人もいて、そのビジョンをはっきりと言葉にまとめることができていない人もいる。そういう人とは話をして経歴や希望、「将来的にどういったいことをしたいのか」をくわしく聞きます。転職希望者の方と1時間から1時間30分くらいの面談をすることで、自分でも頭に浮かんでいないキャリアビジョンを発見する手伝いをします。

また、未経験や意識の低い方は、業界動向や今後のキャリアについてのお話をした場合、「勉強になります」という反応が多いんです。でも優秀な方は、「なるほど、その通りですね」と既に十分な理解があることが多いです。

◼転職において重要なことは何ですか?
黒瀬:転職に関しては、やはり情報とタイミングが重要です。
しかし、優秀な方でも、その情報のキャッチアップができておらず、客観的な自身のスキルレベルがわかっていない方も多いです。
優秀な方でもこれまでの経験やスキルが転職価値が高いとは限らないし、これまでやってきたことが転職先で活かせるかはわからないんです。でも、やりたいことがはっきりしている人というのは、こちらとしてもマッチングのやりがいがありますね。

◼︎マーケティングのスキルレベルというのは、どういうものですか?
黒瀬:マーケティングというのはコミュニケーション、広告宣伝、商品開発など幅広いので、自分自身でできると思っていることが転職ニーズに合うかはわからないんですよね。
その仕事の本質をとらえて仕事ができていればいいのですが、多くの人は本質ではないところにとらわれて仕事をしている人も多いと思います。

(1) 「日本企業の“マーケティング”に関する意識を変えていく」

(2) 「これまでの人材紹介会社の常識を超えたアプローチを」

(3) 「できる人材はここが違う!」

(4) 「“本質”をとらえたキャリアを提案」

(5) 「未来に向けてのキャリア教育を、アジア全域で」

 

インタビュアー/テキスト:松村知恵美