デジキャリ的クロストーク:IMJ COO 加藤圭介×Win3 黒瀬 ②

加藤圭介

(株)アイ・エム・ジェイ

上席執行役員 COO

2016.07.12


デジキャリ的クロストーク
アイ・エム・ジェイ 上席執行役員 COO ・加藤圭介 × ウィンスリー 代表・黒瀬雄一郎 ②

 

(株)アイ・エム・ジェイ (以下、 IMJ ) で上席執行役員 COO を務める加藤圭介氏。
この加藤氏とウィンスリー代表・黒瀬雄一郎との対談企画の後編となります。

 

対談・後編

 

アイ・エム・ジェイ 上席執行役員 COO 加藤圭介氏

  アイ・エム・ジェイ 上席執行役員 COO 加藤圭介氏

 

■黒瀬:マーケティングの本質ということで見れば、デジタルもリアルも同じです。逆に、マーケティングにデジタルが加わったことで変わったことは何だと思いますか?

 

■加藤:デジタルの特性として、 1. 大量に発生するデータを活用して顧客のことが今まで以上にわかるようになる。 2. コミュニケーションが今まで以上にリアルタイムになる。 3. いつでもどこでも顧客とつながる。という 3 点を挙げます。マーケティングの本質は 「欲しい人に欲しい時に欲しいもの」 を提供することですが、デジタルの技術が発展したことで、きめの細かい 「おもてなし」 、つまり One to One マーケティングが実現できるようになりました。

 

■黒瀬:デジタルの導入により、マーケティングの精度が高まるということですね。データの台頭がありつつも、御社の強みの一つにクリエイティブがあります。データとクリエイティブはどういう関係にあると思われますか?

 

■加藤:昔はクリエイティブとデータが対立構図で言われていたことがありましたが、今やデータとクリエイティブは相反するものではないというのが一般的な考えです。これまでは、アンケートやマーケッターの経験や勘などから想定された顧客インサイトを受けたクリエイティブ表現でしかなかった。でも、現在はデータ活用によってこれまで以上に顧客のことを理解することができるようになっています。生活者の行動や習慣がはっきりと数字で現れるのですから。優れたクリエイターの強みである “顧客インサイト発見力” に、データというある種の裏付けが与えられることで、ターゲットの曖昧だった輪郭がより鮮明な像として浮上するのです。

 

■黒瀬:つまり、クリエイティブにデータが加わることで、より 「最強」 となるということですね。以前、加藤さんの発言で、 『企業がデータ活用など新たな試みを導入する、などの際は “スモールサクセス” が大事』 とおっしゃっていましたがその真意はどこにあるのでしょう。

 

■加藤:そうですね、デジタルマーケティングなど新たな取り組みをするといった際に、現場の担当者が経営やマネジメント層を納得させるために大事なのは小さな成功体験、小さな成功事例の積み重ねです。デジタルという新しい取り組みで、成果が一向に見えず、何が起きているかわからないというのは不安になりますよね。だから一年かけて大きな成果を出すというのではなく、短期間で小さな成果を出していくこと、成果を定量化して出し続けていくことで、組織に手応えを与えることが大切です。それにより、だんだんと組織におけるデジタルマーケティングに対する意識も変化し、結果的に予算もついてくるはずです。

 

■黒瀬:なるほど。スモールサクセスの積み重ねが予算の獲得につながる。これ、とても大事ですね(笑)。

 

■加藤:そうやって長期的かつ定量的に成果を上げていくことによって、弊社もクライアントからの信頼を得ることができます。その積み重ねにより、真のパートナーという存在になれるのだと思います。

 

■黒瀬:そうやって積み重ねた信頼が、大手企業の大きな仕事などを担当されることにつながるのですね。御社は大型案件を担当されることが多いですが、大型案件の醍醐味とはなんでしょう?

 

■加藤:やはり、世の中に与えるインパクトが大きいということでしょうか。投資額も大きな大企業の案件であれば、社会に与えるインパクトも大きく、そうした仕事に携わることで社員のモチベーションも高くなります。また、大型案件では一定期間のプロジェクトチームが組まれるため、社員は継続的な注力により着実なスキルアップを見込めると思いますよ。もちろん、会社としての収益にも繋がるので、そこで得た利益を新しい価値を生み出すための投資に使えます。

 

■黒瀬:御社でご活躍されている方のプロフィール像を少し教えてください。

 

■加藤:バックグラウンドとしては、デジタルエージェンシー、SIer、事業主側のマーケティング担当などバラエティに富んでいますが、活躍しているメンバーの共通項としては、会社のビジョンや方針はちゃんと理解しつつ、そのうえで自分の頭で考え、即行動できることだと思います。特に変化の激しい業界なので、人からの指示を待っているだけでは遅れをとります。また、業務の範囲として「これはやってはダメ」という制約があまりないので、自由度の高い環境を望む人の方が活躍していると思います。

 

■黒瀬:今後、御社で採用していきたい人材とはどういった方か教えて下さい。

 

■加藤:弊社のコーポレートビジョンは 「デジタルの力で生活者の体験を豊かにしていく」 というものです。今後、デジタルテクノロジーはさらに進化して、デジタルが生活者の体験に与える影響はより大きくなっていくはずです。

 

今後、弊社にはデジタルテクノロジーを活かして人々の生活をもっと豊かに、もっと便利にしたいと思う人、そのための発想力を持った人にきて欲しいと思っています。

 

弊社の強みであるクリエイティブ、データ、テクノロジーという 3 つの “点” をつなげて、線にして新しい “体験価値” を提供していける力が重要だと思います。

 

また、先日発表した世界最大規模のコンサルティング会社であるアクセンチュアとのパートナーシップも始まり、デジタルマーケティング業界において、他にはない圧倒的な価値を提供できる会社になっていきたいと考えています。新しく入社する方々が最もスキルを大きく伸ばせる環境を整えているので、興味のある方は是非コンタクトしていただきたいと思います。

 

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アイ・エム・ジェイ 上席執行役員 COO ・加藤圭介氏 が語る

デジキャリ的クロストーク:IMJ COO 加藤圭介×Win3 黒瀬 ①

デジキャリ的クロストーク:IMJ COO 加藤圭介×Win3 黒瀬 ②

≪私のレジュメ≫ 加藤圭介ができるまで

加藤圭介のキャリア形成学

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