≪私のレジュメ≫(株)インフォバーン執行役員 田中準也ができるまで②

田中 準也

(株)インフォバーン

執行役員、アカウントプランニング部門 および DIGIDAY 事業担当

2016.10.11


≪私のレジュメ≫(株)インフォバーン執行役員 田中準也ができるまで②

 

(株)インフォバーンで DIGIDAY 事業を統括する田中準也氏のキャリア構築について探求する本企画。前編では、現在に至るまでのご経験から得た考察について語っていただきました。後編となる今回は、キャリアアップを果たした田中氏を動かす源泉について迫ります。

 

 

ゴールにこだわると、社外横断ベストチームを組閣することになる

 

これまでコミュニケーションプランニングを中心に、ひたすら興味のアンテナと人のご縁に従って仕事をしてきました。気づけばキャリアと呼べるものになってはいますが、自分のなかで意図して築いた道ではなかったと思います。 ある会社で携わった仕事が、他の別の会社へ至る道へとつながり、あるいはもっと拡大できる環境でその仕事を活かすために会社を変わったり。これまで辞めたすべての会社と現在に至るまで関係は続いていて、今でも共に仕事をする仲です。言うなれば、業界全体のなかで部署移動をしたという感じでしょうか。

 

これまでずっと、会社に属しながらも、そのときどきでイノベーションを起こしたいと思い、新しいプロジェクトを何度も実施してきました。それらは新しいことなので、一つの会社内で完結させようとすると、その会社の器以上の成果は見いだせない。つまり、社内外の自分のネットワークを駆使し、クロスファンクショナルチームをその都度組織して遂行することで、狙った以上の可能性を引き出し、成果につながっています。

 

株式会社インフォバーン 田中 準也氏

 

 

嗜好や感性といった曖昧なものが価値となった現在、企業活動やメディアの情報発信の意義も変容と共にある

 

企業活動全体がデジタルシフトへ舵を切るようになった現在においても、顧客との関係構築におけるインフラやサービスの絶対的な答えはまだ、見つかっていません。さかのぼると 2005 年頃から、デジタルコミュニケーションはより複雑になってきたと思います。

 

メーカーやブランドの EC サイト運営が活発になり、この辺りから顧客と直接関係を構築する必要性が生じてきました。それを適える基盤も整備されてきた背景があります。一方でアマゾンなども一般的になってきましたよね。

 

放送局も、 2005 年には日本テレビが 「第 2 日テレ」 という、当時非常に画期的だったコンセプトでインターネット動画配信サービスを始めたように、放送局がインターネットでの番組配信を始めた頃です。その後ずっとインターネットをどう放送ビジネスに結びつけていくかを模索している時期が続きました。およそ 10 年を経た現在、テレビ朝日が 「 AbemaTV 」 をローンチ、 「 Hulu 」 や 「 Netflix 」 など、海外の SVOD が上陸して日本テレビやフジテレビと提携するなど、新たなフェーズに入った感があります。インターネットとTVがライバル関係にあった時代を経て、度重なる模索とユーザーの視聴スタイルの変容に即したビジネスモデルが生み出されようとしています。

 

デバイスやテクノロジーが発展していくなか、メディアもこの 10 年間いろいろ模索を重ねてきました。好奇心や興味といった感性に基づくものに方向を左右されるメディアは、デジタルが生活の一部となった現在、 ユーザーとの関係の在り方において大胆な変革を迫られていると言えます。 「 DIGIDAY[日本版] 」 では、デジタルマーケティングの最新動向を届けるだけでなく、イベントでも情報発信を強化していきます。イベントはインプットとアウトプットを同時に体感でき、知識をスムーズに知恵としていくことができる仕組みとして有益です。 「 DIGIDAY [日本版] 」 はさまざまな方法で企業のデジタルシフトをサポートしていくメディアでありたいと考えています。

 

 

(株)インフォバーン 執行役員 田中準也 氏インタビュー
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