ヘッドハンターに訊く
内定を取る人そうでない人

藤並 克充

(株)ウィンスリー

ヘッドハンター

2019.06.13


プロの目線から見るデジマ転職市場「ヘッドハンターに訊く」シリーズ


広告・マーケティング業界、デジタルマーケティング業界に特化した人材ヘッドハンティング会社、ウィンスリー。今回はそのウィンスリーのコンサルタント藤並克充についてご紹介致します。

 

 

- 簡単な自己紹介をお願いします

私は大学卒業してリクルートグループへ入社し、中途採用領域の求人広告営業や人材紹介を担当していました。3年半程経験を積んだ後に、会社を立ち上げて独立をし現在に至ります。

いつか起業をしたいという目標は大学の時からありました。

3年という修業期間を自身で決め、リクルートでは自分の限界にチャレンジするという気持ちで働いていました。

起業した会社では求人広告や人材紹介から始まりフラッシュマーケティングの代理店や家事代行業など様々な事業を行いつつ、ぐるっと一巡して再び人材紹介の世界に戻って来た、というところです。

 

 

- ヘッドハンター・コンサルタントとしてのポリシー

 

 

ヘッドハンターや人材コンサルタントというと堅苦しいイメージがあるかもしれないのですが、私は気を張らずに相談してもらえるようなコンサルタントでいたいと思っています。

と言いますのも逆に私が転職する立場であったらと考えると、あまり上からの目線で言われたくないんです(笑)

自分のことは自分が一番よくわかっているじゃないですか。

お互いを尊重し合い、率直に素直に意見を交わしながら一緒にキャリアを形成していく“パートナー”となることがポリシーです。

 

 

 

- 得意な業界・会社の規模

 

デジタルマーケティング業界は弊社が特化した分野なので得意なのはもちろんですが、社名でいうと私が過去に在籍していたこともあるリクルートで活躍している方々はたくさん見ているので比較的得意なのかもしれません。

また楽天やLINE、メーカー系の大手事業会社様も実績は多いかと思います。

会社の規模でいうと、ベンチャー企業から大手企業まで全て経験があります。

 

 

職種はマーケに限らず、セールス系、クリエイティブ系、バックオフィス系(人事、法務)等…幅広く対応が出来ます。

エンジニア系はデータサイエンティスト含め実績はありますが、他職種と比較し少なめかもしれません。

とはいえ新しいことにチャレンジしたいという気持ちは常にありますしご相談も受けております。

職種問わず多くの方にお気軽にご相談いただきたいと思っております。

 

 

- 採用者ならびに候補者の課題

 


採用者の課題について総じて思うのは、いかにフットワーク軽くエージェントと目線合わせができるかが大切なのではということです。

 

人事の方も自分の会社がすごく好きな方と、あまり思い入れも無い方ですと、当然ですが採用の結果が違ってきます。前者の方はどうしたら良い採用ができるかと本気で考えていらっしゃるので、エージェントに対しても色々情報を開示してくれるんですね。

 

コミュニケーションをとりやすい体制を整えてくださったり、やり取りが一方通行じゃないと感じます。例えば“求職者からのよくある質問”について人事の方にお話した時に、真摯に回答してくれる方もいれば、「そうですか」の一言で終わる方もいます。エージェントとミーティングをセッティングしてくださる人事もいれば、そんなの必要ないというスタンスの方もいらっしゃいます。そうなると決まりやすさも違いますよね。

 

今は少子高齢化で優秀な人材もさらに少なくなっており、企業様側はこれまでのように待ちの姿勢での採用というのは難しくなります。求職者の生の声を私たちは聞いているので、エージェントをいかにうまく使うか。

 

エージェントをファンにできる人事が、最終的に勝てる人事であり企業になってくるのではないでしょうか。

候補者様は自身の市場価値を知ったうえで効率良く転職活動をしていく必要があります。

“とりあえずたくさんエントリーして1社当たればいい”というのは、日々忙しく限られた時間の中では効率が悪い。

ちゃんとした情報収集をエージェントを使ってやって頂いた方が良いと思います。

 

そうなると信頼できるエージェントを見つけるということが大切になりますが、別にエージェントは1社だけでなくてもいいんすよ。他社のエージェントの話を聞くことも有効だと思います。

いろんな方の話を聞きながら、最終的に自分に合うと感じたコンサルタントとお付き合いしていくという方法が良いんじゃないかな。

 

例えば代理店から事業会社に転職をしたい方が来られたとして、市場価値を鑑みて「代理店に行くべき」と勧めるコンサルタントもいると思います。

 

何故ならそれは経験のある代理店の方が書類通過しやすいからなのですけど、私はそういうお話をしたくないんです。例え経験値が浅いとしても事業会社に行きたいと思ったのですから、その経験値でも求めている可能性がある企業様をご紹介させて頂くように努力をしたいです。

 

自分のやりたいことに近づくためにはどういうルートがあるのかを、真摯に相談して答えてあげたいと思っています。

 

 

- 具体的に受かった方とそうではない方の違い

 

受かった方の例を挙げますと、大手求人情報メディアでデジタルマーケティングをやっていた方がいらっしゃって、その方は元々美容師さんだったんです。

 

美容室で自社のホームページ制作を行う中でウェブ業界に興味を持たれて転職され、経験を重ねて求人情報メディアの新しくオープンするサイトのディレクションを担当するまでになったそう。

 

そして更に他の業界にチャレンジしたいということで、先日大手企業のEC部門に転職されました。忙しい業務の中タイミングをみてご相談頂き、企業様を絞って面接調整や面接対策をいたしました。

 

決まるのは早かったです。この方は学歴ではなく日頃の業務で信用を作り、チャレンジする機会を活かし、それぞれのプロジェクトを着実に成功させながら、自分のやりたいことを実現してきたんですね。

 

とても努力をされ、生きて行く力のある方という印象です。先日一緒にご飯に行ってお祝いをさせて頂きました。

 

もうひとつ例を挙げますと、中小リサーチ会社で経験を積んでこられた方で、大手リサーチ会社に転職された方がいらっしゃいました。

 

転職先は待遇も働く環境も良かったのですが社風が合わず、裁量権が少ないなどなかなか思うような働きができないとお悩みでした。そこで再度擦り合わせをし、別のIT事業会社に決まった方がいます。

 

実はその方の前回の転職も僕がお手伝いしたんですね。ご縁が続き、また僕にお声がけ頂いたということは嬉しかったですね。前回擦り合わせておけば良かったと思われるかもしれないですけど、それは難しいところで(笑)遠回りをしたように見えますが、日本を代表するリサーチ会社での経験をもって今回の転職が成功した部分もあるので、結果必然だったのかなと思います。

 

 

受からなかった方の傾向でいいますと、面接の調整すらなかなかできない、現職が忙しく十分な活動ができない方が多いです。また転職自体に実は前向きじゃないという自身の気持ちに気付き、現職に残る選択をされる方もいらっしゃいます。年齢や人生の節目を迎えた時に、今の会社で良いのかと悩みを持つ方も多いですよね。そういう方は転職活動を通じて自分自身を理解していけば良いと思うんです。

 

因に求職者様が悩まれている状況で、私からどうするべきか結論付けないようにしています。お話をして整理をして頂きながら、どちらにしてもご自身が納得いくような結果であって欲しいと思っています。

 

 

 

 

- 今後の中途採用の方向性

 

今後も変わらず転職しやすいのではないでしょうか。企業が採用に積極的だということ、優秀な人材はどの会社からも求められるということは変わらないと思います。

 

転職にはタイミングも大事です。企業様の事業計画や事業状況によって採用の戦略も変わりますので、タイミングを捉えるかそうでないかで転職の可否も変わるんです。

 

ですので自分が将来的にチャレンジしてみたい企業やキャリア形成のイメージが既にある方は、信頼できるコンサルタントにお話されると良いかもしれません。情報交換からの面談も私は大歓迎でやらせて頂いています。

 

 

- こんな人に問い合わせて欲しい

 

お会いした時に「この人一緒に飲みに行ったら楽しそうだな」と感じた方は転職が成功している傾向にあります。冗談のようなホントの話ですが(笑)。第一印象がよく、素直で高いバイタリティを持っていらっしゃったり、頭の回転がとても早い方とか、話をしていてワクワクするような方ですね。

 

とはいえ、やっぱり人が好きなので、色んな方にお会いしたいと思っています。自分の市場価値はどうなんだろう?どういう募集案件があるのか?このまま今の会社にいて思い描くキャリアは実現できるのか??という少しの疑問が湧き出したばかりの方も、ぜひお気軽にご相談頂けたらと思います!

 

株式会社ウィンスリー

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