ウィンスリー黒瀬②「これまでの人材紹介会社の常識を超えたアプローチを」

黒瀬雄一郎

(株)ウィンスリー

代表取締役

2015.12.05


ウィンスリー黒瀬②「これまでの人材紹介会社の常識を超えたアプローチを」

 

デジタル・マーケティング業界のトップリーダーたちへのインタビュー、「オブジェクション2015」。これまでの縦割りマーケティングに風穴を明け、豊富な経験から培った新たな“生きたマーケティング理論”を築き上げ、自ら実践していくトップリーダーたちのリアルな声をお届けします。

 

第一回に続き、第二回も広告・デジタルマーケティング業界に特化した人材紹介会社、(株)ウィンスリー代表取締役の黒瀬雄一郎氏のインタビューをお届けします。

 

  (株)ウィンスリー 代表取締役 黒瀬 雄一郎

 

■ウィンスリーがデジタルマーケティグ分野に深い知見と情報を持つ理由はなんでしょう?

 

黒瀬:私もそうですし、スタッフも10年以上この分野で仕事をしてきているメンバーです。業界の趨勢をずっと見てきて蓄積した深い知見があります。また、これまでの同僚や仲間たちなども偉くなっており、より高いレベルの情報にアクセスすることができるようになりました。

 

企業の方ともそういった面から信頼してもらっているため、「黒瀬が紹介した候補者なら」と、候補者の方と企業の面接が一度だけで内定が出たこともあります。またこれまでになかったポジションをその候補者のために用意してもらったり、給与交渉で前職からかなり引き上げてもらったりということもあります。

 

■通常の人材紹介会社とは違うリテーナー契約とはどのようなものですか?

 

黒瀬:ウィンスリーでは、単なる成果報酬ではなく、リテーナー契約という期間契約による潜在転職希望者へのアプローチを行っています。

 

実は、転職市場において、優秀な転職希望者というのはかなりのレッドオーシャンなんです。企業が欲しがる人材が転職サイトなどに自分で登録した場合、30日以内に180~300通ものスカウトメールを受け取ります。そういう人材に内定を出したとしても、企業側で取り合いになってしまって、優秀な人材を採用するのはとても難しいんですね。

 

しかし、転職サイトなどには登録している転職顕在層は、各企業の約3%なんです。しかし、弊社がスクリーニングした在職者にアプローチをしてみると、全体の約70%が話を聞いてくれます。実際に自分からアクションを起こしてはいないけれど、機会があれば転職したいという顕在層は相当数いると思われます。

 

そこで、ウィンスリーでは、クライアント企業とリテーナー契約をかわし、そういった有望な潜在転職希望者へのアプローチも行っています。

 

bizreach

 

■自ら登録してくる転職希望者ではなく、潜在転職者層にアプローチするということですね。その候補者はどのように選ぶのですか?

 

黒瀬:クライアント企業の希望条件に適った採用候補者についてリストを作成し、そのリストにもとづいて、紹介、電話、手紙、Facebook、Linked inなどあらゆるツールを通じてアプローチしていきます。ハンティングする際は、名刺やリストの出元を完全に伏せてアプローチします。

 

広告業・デジタルマーケティング業界の出身のコンサルタントがアプローチすることで、候補者をクライアント企業に転職したいと思うよう説得できる自信があります。

 

クライアント企業にとっては、不確実なレッドオーシャンの候補者に時間とお金をかけてアプローチするよりは、期間を限って、その間に優秀な転職者を確実に確保できるというメリットがあります。

 

この業界に特化して、こういった契約をしている会社は他にはないと思います。

 

 

ウィンスリー黒瀬①「日本企業のマーケティングに関する意識を変えていく」

ウィンスリー黒瀬②「これまでの人材紹介会社の常識を超えたアプローチを」

ウィンスリー黒瀬③「できる人材はここが違う!」

ウィンスリー黒瀬④「“本質”をとらえたキャリアを提案」

ウィンスリー黒瀬⑤「未来に向けてのキャリア教育を、アジア全域で」

 

インタビュアー/テキスト:松村知恵美

←INTERVIEW 一覧へ戻る