「デジタルびいきしない」。電通デジタルでさらなる視野の拡大を臨む

「プロフェッショナルの現場から」前後編では、株式会社電通デジタル  マーケティングコミュニケーション部門マーケティングコミュニケーション第1事業部に所属する深田 欧介部長、マーケティングコミュニケーション第2事業部に所属する田川 絵理部長へ、ウィンスリーでヘッドハンターを務める三谷 岳がインタビューを行いました。今回は同社マーケティングコミュニケーション部門へ転職した門脇 聖さんより、プランナーとしての働き方をお聞きしてまいりました。

株式会社電通デジタル マーケティングコミュニケーション部門 マーケティングコミュニケーション第1事業部 コンテンツマーケティング第2グループ プランナー 門脇 聖氏
株式会社電通デジタル マーケティングコミュニケーション部門 マーケティングコミュニケーション第1事業部 コンテンツマーケティング第2グループ プランナー 門脇 聖氏

 

広告業の奥深さを知るにつれ、「本当に課題解決できているのか?」を問うようになったのが転機

三谷:電通デジタルさんで勤務するに至る、今日までの簡単な自己紹介をお願いできますでしょうか。

門脇:新卒でインターネット広告の代理店に入社しました。主にパフォーマンスマーケティングと言われる “デジタルの軸で収益をあげていく” ということに焦点を置いて広告という事業に携わりました。そちらで1年半ほど勤めてふと、「もっと広告って広いのでは?」と思いまして、ハウスエージェンシーに転職しました。そちらではコミュニケーションプランニングやメディアプランニング、クリエイティブプランニングなど、プランニング職をほぼ一から学んだように思います。そして、2017年頃になると、「広告業らしい目立つ仕事」は、「広告ってそもそも課題解決になっているのか?」「業界全体が変わりつつある状況で、自己満足なだけの仕事だけでいいのか?」というこれまでとはまた違う疑問を抱くことになりまして。もう一歩自分のなかで考え方を変えられるような機会があれば…と思い、電通デジタルを受けました。それが28歳の時です。

三谷:仕事のなかで生まれた一歩高次の疑問に対して、答えを見つけるべく転職なさったわけですね。では、実際の担当している業務内容について教えてください。

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「デジタルびいき」はしない。最適解を求めて視野を広げていきたい

門脇:はい。現在マーケティングコミュニケーション部門に所属し、プランナーをしています。広告という役割のなかで、先入観を持たず、あまりデジタルに寄せることなく、フラットにプランニングするという業務を心がけています。そして「これはデジタルじゃない方が効果的だな」と考えたときなどには、雑誌でもテレビでも違う手法を考える、というように基本的に自由な裁量で仕事をさせてもらっています。決められた内容も勿論あるなかで、常に最重視していることは、クライアントを前にした際に「もっとも適切であること」 を考えて仕事をするようにしています。

三谷:なるほど。可能であれば、ケースを引いて具体的にお示しいただけるとうれしいですがいかがですか?

門脇:ケースで言いますと、某大手メーカーさんの事例がわかりやすいかもしれません。「デジタルのソリューションを使って新商品のプロモーションをして欲しい」というご要望だったのですが、よくよく検討を深めていくと、「この企画にふさわしいのは、デジタルではないな」と、まさに先程のお話のようになりまして。結果的には新商品のコンセプトからコピーワークから、広告の神髄といわれるクリエイティブワークですね、そこを全部やったうえで、リアルとデジタルもすべて踏襲したプロモーションをしませんか?という提案をさせていただきました。

クライアントの希望が「デジタルありき」という前提にあったので、こうした提案はチャレンジではあったのですが、僕も初めて担当するクライアントでかつコンペでしたので、ここはあえてチャレンジしようと思いました。序盤の走り出しのタイミングでうまくいったかなと思いますね。

個性的な人材が集まった組織で感じる新たな可能性。向上心が刺激される環境で働くこと

三谷:充実したお仕事ぶりが感じられますね。そもそも、転職先に電通デジタルさんを選ばれた理由はどういった点にあったのでしょうか。

門脇:転職活動においては、「広告というもの自体が課題解決の一つの手段でしかない」と考えている広告会社を重視しました。そのなかにあって、電通グループは日本の広告スキルでいうと一番強いのかなと、少なくとも広告という課題解決の仕方では有利に立てると考えました。そして「マーケティングという視点で課題解決をするスタンスの広告会社」だというところに一番惹かれたのです。

三谷:そうした環境にあって、日々どんなことに醍醐味を感じられますか?

門脇:平準化した人材ではなく、個性的な人が集まっている組織という点。そんな組織で働けるということが、醍醐味と感じています。「これだけは負けないポイントがある」という人たちが本当に多くいます。趣味しかり、何かをスペシャルにずっと突き詰めていた人たちと一緒に仕事を共にできることは、僕にとっても可能性がすごく広がるなと思えます。社内の雰囲気、風通しもとても良く、「このこと知ってる?」という何気ない会話が気軽にできるんですよね。そして「あの人が知ってるよ」と、どんどんつないで頂ける。若くても先輩でも、実にいろいろと話をしている環境なんですよ。

それに、会社からのスキルアップのサポートについても恵まれているなと感じます。電通グループ内外でのセミナー受講の支援や、勿論、社でもセミナーを受講できるような環境は整っているので、とにかく学び、スキルを身につけていけば新しいチャレンジもできる気がしますね。

働きやすさについては、いわゆる在宅勤務も申請すれば自分の都合で働けるところはすごく助かっています。また、やはりデジタルに対しての投資にすごく力を入れているように思うので、仕事をするうえでのツール、環境づくりに関しては社がバックアップしてくれていて、非常に仕事がしやすい環境であるかと思います。社会人歴7年8年くらいですけど、今が一番自由に働けている気がしますね。

 

三谷:イキイキと挑戦しながら楽しんでいるお姿が想像できますね。では、この会社で望む、新たな目標や課題がありましたらぜひ教えてください。

門脇:まずは社としても個としても、「デジタルびいきしない」ということ。「全部がフラットに見えるような視点を持っておく」という点が、今後の課題でも僕の目標の一つでもあると思っています。あとは、引き続き視野を広げていくというところが一番大事な気がしています。また、個人的に取り組んでいることなのですが、社会人になってから “一日一ニュース” という、その日気になったニュースをノートにひと言で一つまとめることを毎日続けています。これは、かつてのメンターに「自分の気づきを自分の言葉で簡潔にストックしてみるといい」とアドバイスされたことがきっかけ。実際アイデアブレストを社内ですると、このノートを見返すと「これだ!」と関連性や紐づくパターンを発見できることが結構な頻度であるのですよ。コピーワークも学んだように思いますし、難しい内容に対してどれだけ簡単に一文で伝えられるか、突き詰めると会話やクライアント先での提案のヒントにもなっている気がします。

進化の著しい業界にあって、会社の成長を一社員として共に感じていきたい

三谷:継続してらっしゃるのが、さすが門脇さんだな、と思います。今後のキャリアにおけるイメージがあればお聞かせください。

門脇:今まで学んできたことやスキルが、とことん活かせている1年ですので、それをプランナーとしてさらなる視野を広げて行きたい、というのが個人の目標の一つになっています。あとは社としての成長を、一社員として一緒に見ていきたいというのもあります。

三谷:ありがとうございます。最後に、どんな方が活躍できる会社だと思いますか?

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開放的なワークスペースで風通しの良い組織ぶりがうかがえる

門脇:やはり「デジタルびいきしない」ということが大事だなと思っています。

デジタル専業広告代理店の出身者の場合、デジタルにどっぷりつかるというより、もう少し広告のスケールやコミュニケーションという観点でものを進めたいという方なら、電通デジタルは最適だと思います。僕のセクションも、デジタル・ファーストではなく、日々「イベント何にしようか?」とか、右脳的なアイデアばかり考えていたりします。「デジタルは当たり前のマーケティング会社」ととらえるとわかりやすいのではないでしょうか。

また、総合広告代理店での勤務経験を経てデジタルに踏み込む方は、業界的には勉強が必要な分野もたくさんあるので難しく思われるかもしれませんが、メリットはすごくあるとお伝えしたいですね。やはり専門職の人たちをつなぐ人たちが必要で、それは総合分野の人たちが得意とすることだと思いますので、ディレクターやプロジェクトマネージメントというところで、強い武器を自分で組み合わせて仕事にできるのがとても魅力的だと思っています。

三谷:本日はありがとうございました。具体的な働き方や今後のキャリアパスの有益な示唆に富む内容でした。これからのご活躍も楽しみにしております。