【前編】プロフェッショナルの現場から「電通デジタル、マーケティングコミュニケーション部門の仕事とビジョンに迫る!」

(1)プロフェッショナルの現場から「電通デジタル、マーケティングコミュニケーション部門の仕事とビジョンに迫る!」

(2)プロフェッショナルの現場から「健全でやりがいの持てる成長イメージを描ける組織に 電通デジタル」

「デジタルマーケティング」を軸に据えつつ、さらに一歩進めた「消費者がデジタル化した時代のマーケティングコミュニケーション」という考え方に立脚しているのが、株式会社電通デジタル(以下、電通デジタル)マーケティングコミュニケーション部門。規定路線が消失した時代のマーケティングコミュニケーションを牽引する、同社マーケティングコミュニケーション部門におけるビジョンや仕事について、マーケティングコミュニケーション部門マーケティングコミュニケーション第1事業部に所属する深田 欧介部長、マーケティングコミュニケーション第2事業部に所属する田川 絵理部長にお話をうかがってまいりました。
(編集部注:部署名等は取材時時点のものです)

_DSC9236
株式会社電通デジタル マーケティングコミュニケーション部門 左:マーケティングコミュニケーション第1事業部長 深田 欧介氏、右:マーケティングコミュニケーション第2事業部長 田川 絵理氏

 

「消費者がデジタル化」した時代の舵を執る、マーケティングコミュニケーション部門という存在

_DSC9156
「顧客接点すべてを統合していくマーケティングコミュニケーションを担っていく」

三谷:弊社にも電通デジタルさんへの入社希望のお声は非常に多く寄せられています。「顧客視点」に立脚した位置づけを担う、マーケティングコミュニケーション部門について教えてください。

深田:私たちの部署の担うミッションは、突き詰めて言うならデジタルマーケティングが 「マーケティングの手段をすべてデジタルにする」という意味で使われるのを越えて、「消費者がデジタル化されている社会においてマーケティングを考えていく」ということです。

これまでマーケティングコミュニケーションは、「ペイドメディア」と呼ばれる広告領域が中心でしたが、それ以上に広い意味での「オウンドメディア」と呼ばれるものが重要性を増していると考えています。大きなビジョンとしては「デジタル時代のマーケティングを考えていく」というセクション。具体的な手段レベルで言うと「ペイドメディア中心ではなく広義のオウンドメディアを中心にマーケティングを組み立てていく」ということが、私たちの部署の本質でしょうか。オウンドメディアの捉え方も、店舗や店員、パッケージ、さらにはブランドや顧客すらも含み、まさに自社が「Owned(所有する)」接点すべてを指しています。

田川:企業が生活者と繋がるソーシャルアカウントも、オウンドメディアのひとつです。ソーシャルメディアには、この【オウンドメディアの側面】のほかに、消費者のインタレストやインサイト、心動くモーメントを探るソースとなる【ソーシャル・ビックデータの側面】、評判形成の手段ともなる【アーンドメディアの側面】がありますが、この3つの側面をマーケティングに活用していくことも重要な時代。

既存顧客が重要視される中、その顧客を知り、繋がり、良質なブランド体験設計を通して自発的な評判を生み出すファンベースマーケティングは、我々が体系化を推進しているソリューションのひとつです。

 

三谷:なるほど、個人が発信することのすべてが企業のマーケティングに活かされるわけですね。細分化・分散化したメディアが存在する現代で問われるマーケティングコミュニケーションを担っておられるのですね。そうした時代の先端を行く部署で活躍なさっているお二人は、どういったキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

深田:私はもともと電通で、マス広告を中心にしたコミュニケーションをプランニングしていました。特に広告を考えるうえでの戦略という領域を中心に仕事をしてきました。

田川:私はNTTに10年ほど勤め、コミュニケーションの、インフラからコンテンツの世界へ。生活者により近いところに携わりたく電通に転職しました。電通では、プロダクト開発支援から広告コミュニケーションの戦略プランナーとして業務にあたり、現在に至ります。

どんなキャリアを積み、そして発展していくか?足跡に甘んじることなく成長し続けること

事業会社での勤務経験を経て「もっと生活者の近く」を目指し電通へ転職した田川氏
事業会社での勤務経験を経て「もっと生活者の近く」を目指し電通へ転職した田川氏

三谷:部署の設立は「消費者がデジタル化している」ということがあってとのことですが、電通グループのなかでの具体的な位置づけを教えてください。

深田:おそらく本当の意味でオウンドメディアを中心にマーケティングを組み立てて行っているところがユニークなのだと思っています。ただ、オウンドメディアの定義は広くデジタルだけにはとどまらず、またオウンドメディアを起点としながらもアーンドやペイドの活用も必要となるなかで、「電通グループの一員である」ということが、何よりもマーケティングコミュニケーション全体を統合していくときに強みになると思っています。

三谷:そうなるとお二方のように、もともと電通にいらした方の知見というのは、部署においても非常に大きいものなのでしょうか。

深田:もちろん電通出身という経歴は、グループのハブとして機能しやすいというのもあるかもしれません。加えて、戦略プランナーとしてずっと仕事をしてきたなかで、データを読んで結果を可視化し、PDCAを回していくことが重要となればなるほど、つくってきたキャリアというのは活きているかもしれないですね。

三谷:なるほど。とりわけマーケティングコミュニケーション部門においては、社員の方お一人おひとりも、個としてのスキルや実績というのが立脚していないと難しそうな印象を受けますが。

田川:必ずしもそうとは限りませんよ。専門性が求められる領域ではありますが、そこに甘んじていてもいけない。私自身も、戦略プランナーとしてのスキル・経験が現在の仕事のベースとなってはいますが、より複雑化する課題や進化する技術、情報を前に、日々学ぶことだらけです。新たな領域にも恐れず挑戦して、私自身も進化を遂げていきたいと思っています。

後編へつづく)

 

(1)プロフェッショナルの現場から「電通デジタル、マーケティングコミュニケーション部門の仕事とビジョンに迫る!」

(2)プロフェッショナルの現場から「健全でやりがいの持てる成長イメージを描ける組織に 電通デジタル」